Diary(日記)

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2006年5月17日

武学探求巻之二
記事の編集
今朝、光岡先生と甲野善紀先生の共著である「武学探求巻之二」が献本として届く。
ありがたい事である。さっそく、治療の合間を縫って最後まで読破してしまった。

その一(武学探求)が出版された時は「こんな事もあったな〜」という内容であったが(制作期間が長かったため)今回の「巻之二」は、かなりリアルタイムな事が収録されていると思う。

どうしても本にした時点で現在より過去の物になってしまうが、今回はリアルに体認している事柄で、自分自身のしてきた事をより深く体認でき説明して頂いている感じがあった。

この本の中にもあるように個人の感覚とは、ほんの一端にしか過ぎず、感覚が全てでなく1/100のものでしかない。

この本を読み「耳が痛い」という人は多いと思う。しかしその現実を見つめる事からしか現実は始まらない。

「この一動は何のためにあるのか」意拳の創始者である王老師が残された言葉が、なお一層しみわたる。




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