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2006年5月5日
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JAC西日本ブロック AK Seminar session7 in okayama
すでにGWも後半戦!!気が付くと3月は0回、4月は1回の更新となってしまった。
先週の日曜日(4/30)は岡山でAKセミナー!!講師はいつもの五十嵐由樹D.C. 内容はスイッチング(神経学的不統合)!! このスイッチングという症状(状態)は、AKのテクニックで根幹となる重要なトピックの一つであろう。他のテクニックではあまり聞いた事がない。 この症状を文章で説明するのはなかなか難しいが、簡単に説明すると脳からの情報が適切に身体に伝達できていないという状態です。 簡単な症状を挙げると、「右」と指示をしているのに「左」を示してしまうなど、神経系が混乱している状態。電気の配線を例に挙げればスイッチを入れるとデタラメな電球がONになってしまうような感じです。 原因も様々で構造的、化学的、精神的な面から考えなくてはならない。 臨床でよくある例がこの様な3つの面からのストレスが絶えず繰り返し起こっている時に多いと思う。 例えば足関節の問題!! 足関節に問題があれば歩くたび、立つたびに「足に問題があるよ」という情報を神経は脳に送ってしまう。そのような場合、脳は繰り返し悪い刺激に犯されているので、その刺激をシャットダウンしスイッチを切り替え「問題ないよ」という状態に切り替えてしまう。 その他に出産時の頭部における外傷、成長過程での様々なストレスなどにも原因はある。 大脳生理学や神経学は専門で勉強してはいないので何とも言えない、しかし結果は起きている。 そう!!事件は会議室ではなく現場で起こっているのだ(笑)
難しい話はこの辺で・・・ セミナー自体はAKの少し踏み込んだ内容になり座学が多かったが満足できる内容だった。 今までもこのスイッチングは初診の時にチェックしているが、まだまだスイッチングの「一面」しか診ていなかった事に気が付いた。
自然な働きというのは「単純で複雑」。この矛盾したものが同時に存在している。 う〜ん「同時総合的作用」!!
セミナーも終わり、お茶をして先生を空港へ送りに行く。その中で久しぶりに面と向かって話をする・・・胸の中にしまっておこう・・・
今回も身体や人間の存在について深く考えさせられた。難しい内容を分かりやすく明確に講義して頂いた五十嵐先生に感謝です。
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