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2006年6月29日
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何故失敗するのか
先日、マフェトン理論の講師をしたり患者さんに説明して実践してもらっていると、「あまり効果が出ていない」という人もいる。 これは何だろうと、いろいろ質問をしてみると、ちょっとした間違いや勘違いが失敗に結びついている。
■食事 失敗する人は食事量自体を減らしてしまっている。確かに炭水化物中心の食事になっている人に炭水化物に関わるものを除外してもらうと、ほとんど食べるものがなくなってくる。結果として食事量自体が減ってしまうが、これは逆に今まで以上に量は増えるぐらいでないといけない。 また高カロリーや高タンパクの食事を避ける傾向があるがこれも必要がない。確かに動物性脂肪(特に肉)ばかり食べているとB脂肪が増えエイコサノイドバランスを崩し身体には悪いが、A・B・Cの脂肪(マフェトン理論の本を参考にして下さい)がバランス良く摂取できているなら問題はない。 高タンパクな食事も実際にはどれだけ身体に悪影響を与えているかは、まだわかっていない。 別冊宝島の本にも出ているが、イギリスの「エッグマン」と呼ばれる88歳男性の話で、1日に25個の卵を毎日食べても心臓病の症状はおろか、体重も胆嚢にも、もちろん血中の総コレステロールにも問題は診られなかった。 これはこの「エッグマン」という人が特別というわけではなく、問題は他に存在していると言う事であろう。 食事で注意したいのは「お腹を減らさない」ことだ!! テレビなどで炭水化物を減らしてダイエットしている人をよく見るが、多いのはお弁当のご飯を食べない。これでは食事量自体が減ってしまい必要なエネルギーも摂取できておらず、リバウンドの原因にもなるだろう。 それから炭水化物以外のもので間食をする事も空腹状態にならないためには必要となってくる。 以上の事がマフェトン理論で食事でミスをする大きな要因だ
■運動 運動に関して多いには、自分自身の運動能力を過大評価してしまっている点だ。 心拍数を設定する時には、どちらか迷った時には少ない心拍数を選択すると良い。 以外とちゃんと選択できていればハートレートモニターで監視しながら運動してみると「本当にこれでいいの?」というぐらいしか走れない人がほとんどである。 でも心配する事はなく、ちゃんと結果は出てきますので、そのままで運動して下さい。 これ以外にもストレスコントロールや足関節、靴の問題、身体問題など様々な問題があるが、食事と運動をちゃんと行えば、マフェトン理論もそんなに難しい事ではない。 ちょっとしたコツが成功に導いてくれる。
明宏
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