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2008年2月10日

神経学講座とクリニカルカンファレンス
記事の編集
名古屋にてクリニカルカンファレンスと神経学講座のセミナー

午前はクリニカルカンファレンス
個人で開業していると、どうしても独りよがりな治療手段を選択してしまい、客観的な診断ができなくなってしまう。
カイロプラクティック自体、先生により治療法も統一できないので、なかなか客観性を求めていくのは難しいが「治療しても良いか!!それとも他の専門医に紹介すべきか!!」の判断は重要だろう。

カンファレンスの重要性は情報の共有であると思う。
ある病院に、ある患者さんが来院して治療を行えば、一人の先生に一つのケースとなるが、カンファレンスを行えば、そのケースを何人もの先生で共有し、精査も検証できるし、また次のケースにも対応できる。
全く同じ患者さんはいないにしても、カンファレンスを積み重ねていくことにより、共通性も見えてくるかもしれない。

これからカイロプラクティック治療を行っていく上でのキーポイントとなるセミナーでした。

午後からの神経診断学講座は竹谷内克彰先生
先生は福島県立医科大学の整形外科医でもありRMIT大学日本校の講師もしていて、また同時に学生でもある脊椎脊髄専門の整形外科医。

僕は神経診断学と聞くと学生時代のことを思い出し、眠くなるか吐き気をもよおす(笑)苦手な分野である。しかし意外と面白く時間があっという間に過ぎていく

1回目なので神経診断学の導入ではあるが、基礎的な知識、診断には何が必要か、適切な所見の採取、そしてカイロプラクターに何が求められるか、などとても解りやすい講義でした。

私たちは診断までたどり着くまでに、全ての可能性の中から問診や理学検査などによりカイロプラクティック治療が危険な疾患を除外し治療を進めなければならない。
例えば「腰が痛い」と言っても、動脈瘤の可能性もあれば内科的な問題もあるかもしれない、また整形外科的な疾患も隠れているかもしれないし、筋骨格的な問題だからといっても、カイロプラクティック治療の適応外かもしれない。
もちろん日本では画像診断や血液検査などカイロプラクターは行えないので、確定診断までたどり着くことは難しいかもしれないが、適切な医療機関を紹介することはできるかもしれない。







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