Diary(日記)

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2005年10月17日

フードバトルから学ぶ
記事の編集
先週、友達の誘いでフードバトルの審査員をしてきた。

このイベントは友達が働くイタリアンレストランの主催で、テーマを決め岡山、倉敷の8つのレストランから10人の料理人が出場し、料理の腕を競い合うものだ。

昼ぐらいからそれぞれの試行をこらした料理が出始め終わるのは夕方、審査する方も大変だった。
あたりまえだが作品はどれもすばらしいものであるが、優勝した作品には、やはりそれなりの理由がある。

「料理」も「治療」もよく似たところがあり
まずは「知識」!!
これは食材への知識、その調理に関する知識と言えるであろう。治療に関して言えば、人の身体に関する知識、その治療法(カイロプラクティック)の知識
それから「技術」!!
味付け、火加減など。治療で言えばテクニックの熟練度、安全性、正確さなどである。
そして「経験」!!
これはその人自身に関わるが、治療家としても同じ事が言える。
最後に仕事の「プレゼンテーション」!!

今回、特に勉強になったのは、この「プレゼンテーション」である。
審査の項目に「料理人のイメージと合っているか?」という項目がある。これは見た目のイメージではなく、料理が運ばれた時に調理した人が料理の説明をする。自分がした仕事やイメージ、表現したかったことを話す。
 以外とこれが重要で話を聞いて「なるほど!!」と思う人もいれば「ふ〜ん」程度の人もいる。確かに出てくる料理で採点するのだが、説明が上手いと食べる方も「納得」して食べられる。そして他の審査項目も高い点になる。
 結果、満足する。

治療が上手い先生はみな「知識」「技術」「経験」はもっともだが「プレゼンテーション」が上手い。そして患者さんは快方へ向かう。

このフードバトルで優勝した人は、この4つの面ですばらしくバランスもよかった。さすがである。

治療には「インフォームドコンセント(説明と同意)」というものがあるが、これはドクター側が手術などの「同意」をとるために押しつけるものではない。
 自分がやる仕事に対してわかりやすく患者さん側へ説明し理解して頂くもので、そのことにより治療に拍車がかかる。

「治せる医師・治せない医師」「なぜ医師は治せないのか」(築地書館)の著者、バーナード・ラウン先生(世界的に有名な心臓学の研究者)が言うように「ドクターの言葉、一つ一つが患者に影響をあたえる」のである。

カイロプラクティックは「外科的手術」「薬物」を用いず行う芸術だと思っている。
これからも「the Art of Healing(癒しの芸術)」を求めていきたい。

最後に、この本の中で先生は問診の重要性を細かく指摘しています。
問診「the art of listening(聞く芸術)」!!よい言葉である。

明宏







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