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2005年10月4日

「マフェトン理論」のススメ
記事の編集
よく患者さんに「糖質をとりすぎていますね」というとビックリされるが最近ホントに多い。

歴史的に見てみてもこれほど糖質が手軽に手にはいるようになったのは日本では戦後ぐらいからだと思う。
 それまで人間はどの様な食生活をしてきたかというと、ほとんどが野菜、雑穀、魚であろう。一部の上流階級の人たちは「白米」を食していたかもしれないが、ほとんどの人たちが粟やヒエ、麦、などの雑穀、お米も「玄米」が主食だったのではないだろうか?

では現在ではどうだろうか?
いつも食卓には「白米」があり精製された砂糖が手に入り、パン、麺類も安く食べられる。またコンビニの普及により24時間ペットボトルのジュースも買える。
これでは、何も考えずに食事をしていると7割、いや8割が「糖質」という人もいるだろう。

身体のシステムを見てみても血糖値を下げるホルモンは1つ(インスリン)しかないのに、血糖値を上げるホルモンは5つぐらいある。
 これは人間の歴史的に見て血糖値を上げる必要(食べられない事)はあっても、下げる必要(食べ過ぎる事)は無かったという事であろう。「糖質」が十分に、ここまで摂取できるようになったのは身体の面を見ても最近のことだということを物語っているのではないか。

マフェトン理論についての本は現在まで3冊出て、ムック本などに紹介されてきたが、先日、中塚先生より新しい本が出たとメールを頂き早速購入して読んでみた。
別冊宝島「体脂肪を燃やす身体になる!新・実践マフェトン理論」である。

この本は、どのマフェトン理論の本より一般の人が読むならコストパフォーマンスが高いと思う。900円は安すぎる。

「マフェトン理論」を知ったのは10年ぐらい前だが実践してみたのは大学に通っている時だった。
 その頃は体もだるく、午前中はボーとしていて、昼食をとると眠くなり、お腹が減るとイライラしている事が多かった(大学生活でのストレスと日常生活の不摂生、過酷なアルバイトもあったが(笑))
 これではカイロプラクターとは言えないなと思い、心拍数計を購入(マフェトン理論でいるのはこれだけ)し、食事にはオリーブオイルをできるだけ生の状態のものが身体にはいるように、ぶっかけるという「簡易式実践マフェトン理論」をしてみた(笑)
 運動は心拍数計を購入しているのでキッチリできていたとは思うが、食事は完璧には実践できていなかったように思う(一人暮らしだったもんで・・・いいわけか)
 食事は朝はブロッコリーを塩ゆでしたものにオリーブオイルをかけて、それからゆで卵。
 昼はお弁当で、白米を食べていた。
 夜はご飯を抜き、野菜炒めや、魚肉を食べた。
運動は一応、理論どおりに週3回ぐらい、心拍数を守り、ウォーミングアップとクールダウンを中心に1時間ぐらい。

始めの一週間は心拍数も安定せず、あまり変化もなく「こんなもんか」と思っていたが、二週間目にはだんだんと調子がよくなってきた。
 三週間目には体もだるくなく、朝もスッキリ起きられるようになり、なんと言っても昼食を食べても眠くならなくなってきた。

もっとキッチリやっていれば、もっと早く結果も出ていたであろう。

よく「人間が欲しいものは身体が解っているから、欲求しているものを食べなさい」というが、本当にその人の身体が自然に働いているのであれば欲求のまま食べても問題がないが、ほとんどの人が、そのように食事を行うと健康を損なうだろう。

糖質は生命活動の根幹にも関わっているが、同時に麻薬みたいな習慣性もある。

その他にもマフェトン理論には様々なことが出ているが、まずは糖質摂取の調節から始めてみてはいかがですか?

明宏




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