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2005年9月7日

アクレディテーション
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カイロプラクティックには「国際基準」というものがあるのはご存じでしょうか?
たぶん知らない方がほとんどだと思います。

先日、RMIT日本校(私の母校)がアクレディテーション(国際公認)取得したとの連絡が入ってきた。
これは日本校が正規のカイロプラクティック教育を行う大学プログラムであるということが、世界中のカイロプラクティック業界と教育界に認められたことになります。
現在のところ日本で唯一、アジアにおいても初めてである。
詳しくはRMIT日本校のHPへ!!
http://www.rmit.org/

日本でカイロプラクティックが知られるようになって80年以上の歴史があるが、本格的なカイロプラクティック教育が日本で始まったのは、わずか10年前である。そして今回、念願の国際公認(海外認定)となった。
関係者の皆さん先生方の努力の賜物だと思います。

そもそもなぜカイロプラクティックに「国際基準」や「アクレディテーション」が重要かというと、まずは「安全性」であろう。
その次にドクターとしての「見識の広さ」そして「人間性」それから…
挙げていけばきりがないが、そのようなことが総合的に教育して行くには大学教育でしかない。その後「経験」「実践」が重要になってくる。

ある先生(正規の教育を受けたことのない先生)や整体をしている先生がこんな事を言っていた。
「とにかく実践が大切だ、学校で教わることは意味がない」
確かに「実践」は大事だが、それは基本的な「知識」があってのことだと思う。ここでいう「知識」とはカイロプラクティックを行うため、または人の身体に触るための最低限の「知識」である。カイロプラクティックでは国際基準の「学位」ということになるし、医師では「医師免許」にあたるだろう。
※日本ではまだ医師国家試験にあたる試験はないが、これからはそおゆう物も必要となってくるだろう。

またある先生が「大学の卒業生は知識はあるが使い物にならない」と言っていた。
確かにそうだと思うが、当たり前のことである。卒業するのがゴールではなくスタートラインに立っただけだ。
しかしカイロプラクティックにおいてはスタートラインにすら立っていない先生といわれる方がほとんどであろう。

例えば、いくら「俺は歯を抜くのがうまい」といっている人に歯を抜いてもらう人はいないだろう。やはり歯科医に抜いてもらう。その中でも上手い先生を選択していく。

国際基準も国際公認もカイロプラクティック教育を行うなら必要最低限の基準である。
カイロプラクティックも医師(MD)と同じように医科大学を卒業しただけでは、何もできない。(注射も看護士さんの方が上手いこともある)そこから現場に出て実践していくことで様々な手技を使えるようになる。

最後に、尊敬している先生が講演の最後にこんな話をしていた。
 ある時、アメリカの都会に住む娘が田舎(砂漠だったかな?)に嫁に行くことになりました。娘は今まですんでいた都会に比べ嫁に行った先は何もなく、結婚してから毎日が辛く泣いていました。そんなとき父親からこの様な手紙が届きました。
 「ある囚人は牢屋の鉄格子から外の水たまりを見て、ある囚人は月を見ている」

5年以上前に聞いた話なのでどこまで正確かは分かりませんが(笑)この話の教訓としては同じ環境にあっても、「水たまりの泥ばかり見て文句を言っている人もいれば、月を見て希望を持って生きている人もいる」という内容でした。

よりよい物を消費者に提供するのは生産者のつとめである。

これからも努力を惜しまず精進していき、よりよい治療を患者さんに提供していきたい。そしてドラマを起こしていきたい。

明宏





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