Diary(日記)

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2004年12月23日

玄米
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今週の月曜日ぐらいから主食を玄米にしてみた。
これは、現在読んでいる安保徹先生の「免疫革命」(講談社インターナショナル)の影響です。
今更ながら「免疫革命」って読むのが遅すぎるって思われるでしょうが、本当にそうである。もっと早く読めば良かった!!

この本には今の医療の現状、失敗、勘違い、などが赤裸々に書かれ、免疫の観点から人の体を診ると、今まで難病とされていた病気が視点を変えるだけでスムーズに良くなっていくといった内容だ。
まだ読み始めたばかりなので深くは解らないが、今までしてきたことや経験してきたことがリンクしてくる。
また私も痛みや炎症、アレルギについて勘違いをしてきたのかもしれない。

そんなことを考えている時に実家から玄米入荷のお知らせが!!
本の中でも玄米食を推薦されているのでとりあえず試す。(こんななかんじですぐに影響を受けてしまう)
確かに白米と比べると甘みがないが、よく噛むと味が出る。しかし硬い!!水の分量を間違えたのか?
少しあごが痛くなった。

でもこれは私自身(ほとんどの人もそうだと思うが)が柔らかいものしか食べていなかったせいだ。ここまで顎が弱かったのかと今更ながら気が付いた。
食べ物を噛む(咀嚼する)という機能は動物が生きて行くにはとても重要な機能(能力)の一つだ、野生の動物は、歯が悪くなるだけで生きていけなくなる。ありがたいことに人間は何とか生きていけるようになったが、でも私自身がここまで弱くなっているとは思わなかった。お昼を食べただけで…

もう一つ咀嚼の重要な点を挙げるとすると、消化の一部と言うことだ。
よく患者さんが胃や腸の問題を訴えて病院へ行き薬をもらうが、その前に、よく噛んで物を食べることが重要になってくる。
カイロプラクティックでも神経や臓器の問題、経絡の問題などで臓器の働きが悪くなって問題を起こしているが、これは結果であって、原因ではない。もちろん治療もするが、よく話を聞くと、食事をする時によく噛んでいないようだ。

消化という機能は、ほとんどが自律的に働いている。あたりまえだが人間は胃に物が入ったので胃酸を出し十二指腸に食物を送るということを自分の意志では行えない。便を早く出すために腸の蠕動運動を早く動かすことも、便が軟らかいので大腸での水分の吸収を増加させることもできない。排便を少し我慢はできるが…

その中でも咀嚼は自分の意志でできる。よく噛むことで胃や腸、その他の消化に関わる臓器の負担を大幅に軽減できるし、脳にも良い刺激が入る。
よく噛むことが健康にとってとても重要な機能なのにどんどん退化してしまっている。

こんな感じで玄米を食べることでいろいろ教わることがあった。
その後、柔らかかったり、硬かったりを繰り返して今はうまく炊けるようになった。

でも顎はまだ筋肉痛…
明宏




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