Diary(日記)

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2004年12月6日

おもしろいリンク2
記事の編集
連絡!!お休み致します
12月8〜15日まで研修のため休診させて頂きます。急にで申し訳ございませんが、今後ともよろしくお願い致します。
野上明宏

 そんなことをモヤモヤ考えながら本を読み終わった一週間後ぐらいに懇意にして頂いている眼科医の先生とお話しする機会があった。
 この先生とは僕の武術の師でもある韓氏意拳の光岡英稔先生との縁で知り合う事になり、僕に様々な助言をして頂いている先生である。
 いつものように世間話をしている時に、この本の話をしてみた。
先生の話を要約すると「EBMはそんなに錦の御旗みたいなものではない」と言うものでした。(以前から言ってはいたが)それを言ったらこの本の話自体が否定されてしまう(笑)しかし話してみるとおもしろいもので、ちょうど先生が読んだ眼科の季刊誌に眼科では神様みたいなぞんざいの永田 誠先生のインタビューが載っていてEBMについても話されていると言うことだ。(Jaurnal of Ophthalmic Surgeons 春季号 Vol No4 April 2002 銀海舎)
 永田先生は当時(20年ぐらい前だと思う)眼科では日本でトップクラスの先生だったみたいで、日本で初めて未熟児網膜症に対しレーザー光凝固を行った先生で、現在では当たり前のように行われているみたいだが、当時はガイドラインもなく臨床科医として最善を尽くしてこられた先生である。
 永田先生によると、同じ症例を同じ手技で手術を行っても眼科医の訓練度合い、質により成功率が変わってくる。ある病院では未熟児の失明率は0%に対し他では…。しかし研究では無作為に症例を拾っていくので研究の結果がnegativeにでるかもしれない。
 このインタビューにはEBMのこと、未熟児網膜症の話、先生の研究、裁判のこと、手術のことが掲載されていて、とても感銘を受けました。
 インタビューの最後に永田先生の言葉が載っていました。
「医学の地平を開くのは日常の臨床的観察であり、患者は永久に医師の教師である」

この季刊誌を読み終わってN◎Kの「プロジェクトX」みたいな感動がありました。ありがとうございました。

 特におちはないのですが、「TMS」という単語を発見してから、こんな事がありました的なことです(笑)
 この時点で「日記」では無くなっているのですが、お暇ならこれからものぞいて下さい。
明宏




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